パフォーマンスを高めるための2通りの休み方

4年前の私は毎日遅くまで、そして休みなく仕事をしていましたが、
現在は定期的に休みも取り、労働時間も短くなりました。
4年前に比べて売上、パフォーマンスは上がっていると実感しています。

4年前に何が変わるきっかけになったのかというと旅行です。
私は2016年にバリ島に連れて行ってもらいました。

日本にはない宮殿のようなホテルに泊まり、目の前のプライベートビーチ
やホテルの広いプールでのんびり過ごすことができてとても
良い体験ができました。

そして2017年に1人でバリ島に行ってみたのです。
私は英語は話せませんし、頼りになるのは地球の歩き方という
ガイドブックのみです。

バリ島のウブドという地域にある王族が経営しているホテルに
泊まり、いろいろなところに観光するという4泊6日の旅でした。

タクシーをチャーターして1日中遺跡巡りをしたり
夜に伝統舞踊を見たりとやったことのない体験をしました。
ひとり旅ですので誰かに気を遣うこともなく、そして
考える時間が多かったので読書をしながら思考を整理していました。

今まで6日間も連続で休んだことはなく、仕事に支障が出るのでは
ないかと思って海外旅行に行くということは考えたことも
ありませんでした。

しかし実際やってみると特に問題はなかったのです。
事前にお客様には連絡し、仕事も終わらせていたからでしょう。

帰国して仕事をしているとパフォーマンスが上がっていることを
実感しました。
今まで休まずに仕事をしていた時よりも、海外旅行に行って
リフレッシュした方が生産性が高いということです。

それから私は定期的にカンボジア、マレーシア、ベトナム、タイといった
東南アジアに旅行に行くようになりました。
友人と行くときもありますが、ひとり旅の方が多いです。

海外旅行に行くときは本を数冊持っていき、のんびりリラックスしながら
読書をしています。
空港ラウンジ、機内、ホテルのプールなど読む時間は沢山あります。

その時の自分の課題感にあった本を数冊持っていき、読みながら
思考を整理するのですが、これがとても良いのです。

私は海外旅行に行ったときは基本的にメールチェックもせず、
仕事はしないようにしていますが、思考の整理だけはするようにしています。

心身ともにリフレッシュしながら思考の整理をすることで
万全のコンディション作りができています。

忙しい人ほど、計画的に休みを取ると良いと思います。
私は仕事よりも先に海外旅行のスケジュールを決めます。
先に決めないと仕事の予定が次々と入ってくるからです。
空いたときに休もうとしてもそれは永遠に休めないと思います。

院長は病院は休みであっても、常に経営のことを考えていらっしゃいます
ので休まるときがないのです。

だから自ら積極的に休みを取り、心身を整える必要があります。
休み方にはアクティブレスト(積極的休養)とパッシブレスト(消極的休養)
という2つの休み方があります。

アクティブレストとは、トレーニングやランニングなど疲労時にあえて
軽く体を動かすことで疲労回復効果をはかる休息方法です。
パッシブレストとは、睡眠、瞑想、読書、映画鑑賞など安静な状態で
ゆっくり休む休息方法です。

何もせずにのんびり過ごす海外旅行はパッシブレストになるかと思いますが、
私自身が体感してみて、仕事のパフォーマンスが上がることからとても
有効だと実感しています。

海外旅行に行かずとも温泉でのんびりしたり、自宅でゆっくりする
ことでも十分ですが、いつもの環境と違う場に身を置くことで
良い刺激も受けることができるので非日常体験も取り入れると
とても良いと思います。

私は4年前までは無趣味でしたが、今では海外旅行、サウナ
加圧トレーニングと少しずつ趣味が増えていきました。
これらは仕事にも良い影響をもたらしています。

ご自身が興味があることやってみたいことをやると新たな視点が
生まれると思いますのでご自身なりの休み方を発見してみてください。